Wolfram Alphaは、Facebookユーザーがアカウントを解析して、日々の投稿活動や友人の統計など自身のソーシャルメディアデータに関する詳細を把握する機能を提供している。
仕組みはきわめてシンプルだ。Wolfram Researchの最高経営責任者(CEO)を務めるStephen Wolfram氏によると、通常のWolfram Alphaウェブサイトで「Facebook report」と入力すると、独自の技術によって「十数項目を超える主要チャプターが60以上のセクションに分かれ、あらゆる種類の内訳や表示オプションなどを備えた」レポートが生成されるという。同氏はさらに次のように説明している。
初めてこれを行う場合は、Facebookで「Wolfram Connection」アプリを認証した後、Wolfram Alphaにサインイン(もちろん無料だ)するよう求められる。それが済むとすぐにWolfram Alphaは、皆さんについてFacebookを通じて取得できるデータからアカウント解析レポートを生成する作業に取り掛かる。
これは始まりにすぎない。Wolfram氏によると、今後数カ月でさらに多くの機能を追加する予定だという。
偶然にも、このニュースが伝わった同じ日にMicrosoftは、「Bing」ユーザーがFacebookの写真のアーカイブを検索できる方法を追加したと発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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