新型「Kindle」はいつ登場してもおかしくないと思われていたが、やっとその日が見えてきた。Amazon.comが、米国時間9月6日午前にカリフォルニア州サンタモニカで開催する記者会見への招待状を送付したのだ。
Amazonが具体的に何を公開するのかは不明だが、新しい「Kindle Fire」(複数のモデルが発表される可能性さえある)や、照明オプションを組み込んだE InkのKindleを目にすることになる可能性が高い。
ある情報筋が6月末に米CNETに語ったところによると、次期Kindle Fireはカメラと物理的な音量調節ボタンを備えるという(Kindle Fireは画面上のボタンでしか音量を調節できないことに、多くのユーザーが不満を訴えていた)。Bluetoothに対応するかどうかや、搭載されるプロセッサの種類については情報が得られていないが、うわさでは高解像度ディスプレイ(1280×800ピクセル)を搭載する可能性が高い。またAmazonは、Googleの「Nexus 7」タブレットと同様に、複数のメモリオプション(8Gバイトと16Gバイト)を提供すると思われる。
Amazonが「iPad」と直接競合する大型の10インチタブレットを投入するかどうかは、まだはっきりしない。
E Inkの電子書籍端末Kindleについていえば、AmazonはAppleと同じような製品アップグレードの過程をたどり、機能を追加するとともにデザインと性能を改良しながら、ほぼ同程度の価格を維持する可能性が高いと思われる。具体的には、AmazonがE Inkの電子書籍端末を79ドル未満で発売するとは考えにくい(現行のKindleエントリーモデルの価格が79ドルだ)。それよりも単に既存のモデルを改良するだけにとどめ、現在99ドルの「Kindle Touch」で採用しているタッチスクリーン機能を低価格帯モデルに搭載するかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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