ソニーは4月20日、撮影した動画、静止画をクラウド経由で手軽に共有できる「PlayMemories Online」のサービスを開始すると発表した。提供開始は4月25日。5Gバイトのストレージスペースが用意される。利用は無料。一部閲覧を除き、ネットワークサービスプラットフォーム「Sony Entertainment Network」のIDが必要になる。
スマートフォンやタブレット端末、PCなどの機器から静止画や動画をアップロードでき、閲覧、共有はWi-Fi対応のデジタルフォトフレーム「S-Frame」、液晶テレビ「BRAVIA」からも可能。
アップロードした静止画、動画は、メールで友人や家族に通知し、直接PlayMemories Onlineにアクセスしてもらうことで閲覧ができる。その際静止画や動画は、閲覧する機器に応じてサイズやファイルが変換されるため、機器に合わせた解像度、画像サイズで提供されることが特長だ。
BRAVIAからの利用は録画機能モデルを除く2011年以降の発売モデルに限られ、S-Frameからは静止画のみの閲覧になる。BRAVIA、S-Frameともに、利用開始時期は2012年春を予定。
スマートフォンやタブレットから利用するには、PlayMemories Onlineアプリが必要になり、Google Play、App Storeから無償でダウンロードができる。PCから利用する際は、ソニーのデジタルカメラやビデオカメラの画像、編集用PCソフト「PlayMemories Home」を、バージョンアップすることで使用できるようになるとのこと。PlayMemories Homeユーザー以外でもウェブブラウザからの利用が可能だ。
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