「Ivy Bridge」チップ最初の発表が米国時間4月23日になる見込みであるという情報を米CNETが入手した。
米CNETはこれまで、発表は4月23日から29日の間になる予定だという情報を入手していた。しかし、Intelの計画に詳しいある業界情報筋は12日、最初の発表は4月23日になる予定だと述べた。
Ivy Bridgeは、Intelの次期メインストリームチップ最初の製品で、グラフィックスおよびマルチメディア処理が強化されている。
事前ベンチマークでは、同チップの優れたグラフィックス性能がこれまでのIntel製品との比較で示されている。
Ivy Bridgeは、新しい3Dトランジスタを採用する初めてのIntelチップでもあり、また、(コンパニオンチップセットにおいて)USB 3.0を初めてサポートする。
Appleがより薄型の15インチモデルの「MacBook」と13インチのMacBookを今後数カ月のうちに発売するとうわさされている。これらのシステムには、電力効率が改良されたIntelのIvy Bridgeチップが搭載されるものと思われる。
また、Hewlett-Packard、Dell、ソニー、東芝、Acer、およびASUSが、システムのアップデートまたは新システムの発表を行う予定である。これらのシステムは多様なノートPCの形態をとるが、ますます多くのシステムが薄型になると見込まれている。多くのより高性能なシステムまでもが、よりスリムな筐体になると予測されている。これらのノートPCは一般的に、NVIDIAなどのサプライヤーが提供する独立したグラフィックスチップを利用する。
最初のIvy Bridgeは2012年4月に発表されるが、投入は順次行われるようである。Intelにおいてこれまでもそうであったように、クアッドコアチップがまず登場し、その後、ウルトラブックや「MacBook Air」に搭載される最も電力効率の高いプロセッサが提供される。
2012年に入って遅延が報じられたことを受けてIntelは、電力効率の高い一部のモバイル製品のリリースは当初の計画よりも数週間遅れる可能性があると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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