Googleは「Go」プログラミング言語のバージョン1をリリースした。GoはCやC++など、より低レベルなプログラミング世界の主要言語を向上させようとする野心的な試みだ。
先週、Goがバージョン1に到達したことで、同プロジェクトはいくつかの点でアカデミック性が薄まり、より現実的なものとなった。まず1つに、GoogleはGoが使用に耐える段階まで成熟したと宣言した。さらにGoは、クラウドコンピューティングアプリケーションの基盤である「Google App Engine」で利用可能だ。
最後に、Goの準備が整っていることを証明するちょっとした事実がある。Goは現在、インターネット上で最も大きな注目を集めるサイトの1つで使用されている。
Goに携わるエンジニアの1人であるRuss Cox氏は米国時間3月29日、「Google+」に投稿したコメントの中で、GoはYouTubeや「Google内のそのほかのサイト」で使われている、と述べた。
プログラミング言語の運命を決定する基準となるのは、それを使って構築されるソフトウェアの成功だ。しかし、Goの支持者は以前より、プログラミングプロセスからの出力の向上だけでなく、より楽しいプログラミングの実現も約束してきた。Goは高速プログラミング向けに設計されている。
Go自体は、最新の言語の機能を追加できるように設計されている。例えば、マルチコアプロセッサ上で並列動作するエレメントを持つプログラムのサポート強化や、メモリを自動的に解放して再び使用できるようにするガベージコレクションなどだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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