グーグル、眼鏡型ヘッドアップディスプレイを年内に発売か

 The New York TimesのブログBitsは米国時間2月21日、GoogleがAndroidベースの眼鏡型ヘッドアップディスプレイ(HUD)を開発中であると伝えた。同眼鏡を使えば、ことあるごとに携帯を取り出して情報を収集する必要がなくなるかもしれないという。

 Bitsはこのプロジェクトに詳しい匿名のGoogle社員数名の話として、この眼鏡は2012年末までに発売が予定されており、価格は250~600ドルになると報じている。同Androidを搭載し、目から数センチ離れたところに小さな画面が置かれるという。3Gまたは4Gのデータ接続が可能で、GPSなどのセンサを備えるという。

 Bitsは、Google社員の話として、眼鏡が低解像度内蔵カメラによって周囲の様子をリアルタイムに監視し、周囲の建物や近くにいる友人など、その場所に関する情報を映し出すとも伝えている。

 また、この眼鏡は、既存のGoogleソフトウェアを活用するが、ウェブブラウザページを単に映し出すのではなく、情報を拡張現実(AR)ビューとして投影するという。情報は、クラウドに送信され、位置情報の共有には「Google Latitude」、画像の検索やユーザーが見ているものの把握には「Google Goggles」、周囲にあるものの表示には「Google Maps」が使われるという。

 Googleの広報担当者はコメントを拒んでいると、Bitsは述べている。

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