Facebookは米国時間1月10日、ユーザーのニュースフィードに広告を直接挿入し始めた。
広告はページ右側の「sponsored」(スポンサー広告)のコーナーではなく、ユーザーの投稿内にランダムに挿入される。ユーザーの意向にかかわらず挿入されるが、広告だらけにならないよう、1日に1つを上限としている。
Facebookのヘルプセンターによると、「企業は、ユーザーの目にとまる確率を高めるために、有料で広告を投稿できる」という。同ヘルプセンターでは、「例えば、あるユーザーが自分のジムのFacebookページを気に入っているとする。そのユーザーの友人の中には、ニュースフィードの中のその記事に目を留める人もいれば、気づかない人もいるだろう。ジムの所有者は、有料で情報を投稿し、友人らの目に留まる確率を上げることができる」と一例が挙げられている。
「スポンサー広告」の仕組みと似ているが、これらはニュースフィードに組み込まれるわけではなく、広告と識別されやすい。
今回新しく導入された新広告では、「Featured」の文字列の上にマウスをあてると「A sponsor paid to feature it here.(スポンサーがこのスペースを買って、情報を提供している)」というメッセージがポップアップ表示される。投稿の右上にある「x」をクリックして1つ1つ消す以外、この広告を非表示にする方法はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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