MicrosoftとNokiaは、「Windows Phone」の販売促進に向けて多額の資金を投入するつもりである。
Windows IT Proは米国時間1月4日、両社が近日発売予定の一連の電話機種の販売促進に向けて、米国におけるマーケティングに2億ドルを投入する計画であると報じた。
このような莫大な資金の投入からは、市場において注目を集めることの重要性がうかがわれる。この数年間で勢いを失いつつある電話ブランドと、後発の競合企業らが持つクールな要素に欠けるソフトウェアパートナーにとっては、特に重要だ。T-Mobile USAは、初のNokia製Windows Phoneとして中位機種の「Lumia 710」を販売しているが、今回の販売促進の対象は主に、Consumer Electronics Show(CES)で発表されると広く期待されているより高位な機種になる予定である。
「Lumia 800」は、さらに高位なLTE対応の「Lumia 900」とともに、CESにおいて米国で発表される予定である。AT&Tが同端末の事業者パートナーとなる予定で、同端末の1機種を、新たに同社の主力製品に据える可能性がある。
Windows IT Proは、このマーケティング予算には、小売店の販売員らにWindows Phone端末を推奨してもらうための販売奨励金が含まれる予定だと報じている。販売店側ではこれまで、Windows Phoneの推奨には消極的で、より知名度の高い「Android」端末や「iPhone」の販売に力を入れていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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