Microsoftの「Windows」および「Windows Live」部門プレジデントを務めるSteven Sinofsky氏は、米国時間9月2日付の「Building Windows 8」ブログの記事で、Microsoftが「Windows 8」の「Windows Explorer」でリボンインターフェースの採用を決めたことに対する不満の声にコメントした。
「われわれはリボンメカニズムを選んだ。それが問題のある選択だと考える人に対してわれわれができることは、同意しないという以外はあまりない」(Sinofsky氏)
Sinofsky氏によると、リボンインターフェースを採用しているソフトウェアの満足度は非常に高くなっており、広く頻繁に使用されるようになっているという。
「われわれは、少数の人がまだ不満を持っていることも認識している。リボンメカニズムを導入するより何世代も前からそうだった。われわれが何をしようと、満足しない少数の人がいるということなのかもしれない」(Sinofsky氏)
Sinofsky氏は、対象が初心者なのか上級ユーザーなのかを中心に、リボンインターフェースについてMicrosoft内でも議論があったことを認めている。
Sinofsky氏によれば、Microsoftの目標は、メニュー、キーボード、コンテキストメニュー、ツールバーといったインターフェースを統合し、操作をシンプルにするとともに画面を整頓することであり、これによりリボンインターフェースの採用に向かっているのだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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