NTTドコモは5月18日、ソフトバンクモバイルが提案した2010年度適用相互接続料水準について、電気通信事業紛争処理委員会へあっせんの申請をしたことを発表した。相互接続料とは、自社の携帯電話から他社の携帯電話へ電話をかけた際に、相手側の通信事業者へ支払う料金のこと。
ソフトバンクモバイルは3月4日に、同社が提案した相互接続料水準は、総務省が2010年3月に公表した「第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン」にのっとって算出したと発表した。
しかしNTTドコモでは、同社と比較してソフトバンクモバイルの接続料が高いことから支払超過になるとしている。このためソフトバンクモバイルの相互接続料水準を検証するため、情報の開示を求めたとしている。
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