Anonymous、ソニーに対する攻撃の指揮を改めて否定--メンバー関与の可能性は認める

Erica Ogg (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年05月11日 12時20分

 ハッカー集団Anonymousは米国時間5月10日、ブログAnonOps Communicationsに音声による声明を掲載し、「PlayStation Network」(PSN)に対する攻撃の指揮を改めて否定した。メッセージでは、「Anonymousの参加者が個々に行動した可能性はあるが、AnonOpsは今回の事件には関与しておらず、何が起こっていても責任を負うことはない」としている。

 Anonymousは、4月にソニーのいくつかのウェブサイトに対して分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を実行しているが、今回のPlayStation Networkと「Sony Online Entertainment」(SOE)に対する攻撃への関与を否定している。Anonymousは声明で、「ソニーはAnonymousの同社に対する以前の悪意を利用して、サービス停止が実際は同社サーバについての内部の問題だという事実からユーザーの目をそらしている、というのがよりふさわしい説明だ」と述べている。

 しかし、Anonymousの以前のDDoS攻撃が今回の攻撃の助けになったとソニーがほのめかしている点については、今回の声明では触れていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]