ネットエージェントは12月4日、PtoPファイル共有ソフト「Share」の11月21日から12月2日までのノード数推移を発表した。これは、全国10都道府県の警察がShareを使った著作権侵害者を11月30日に一斉に取り締まり、合計10名を逮捕したことを受けたもの。
ノード数の測定は、ネットエージェントが開発したShare調査システムを使っており、1ノードを1ユーザーとカウントしている。ノード数は、一斉逮捕の報道があった11月30日以降に減少しており、12月1日には2008年8月以来となる13万ノード台まで下がった。
この動きは「全国一斉取り締まり」という報道のインパクトの大きさ、そしてファイルを最初に公開した一次配信者だけでなく、公開されたファイルをダウンロードして再びアップロードした二次配信者も逮捕されたことなどが大きな要因とネットエージェントは推測している。
ただし、現時点ではWinnyやPerfectDarkといった他のPtoPソフトに目立った推移はないとのこと。Shareのノード数の減少が一過性のものかどうかははっきりしていない。
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