デジタルアーツは4月9日、インターネット対応テレビ向けにウェブフィルタリングサービス「i-フィルター for TV」を販売すると発表した。日立製作所が25日に発売する「Wooo 03シリーズ」「Wooo UT800シリーズ」に提供する。利用料金は月額315円。
i-フィルター for TVは同社が作成した、成人向けサイトや暴力サイト、出会い系サイトなどのカテゴリごとに分けた2億6000万ページ分のデータベースを基に閲覧を制限している。これにより、子どものいる家庭のテレビでインターネットを利用する場合、ユーザーが設定した各カテゴリに属すサイトを表示しないようにできる。また、テレビの情報をインターネットで検索する際に、検索ワードを通じて意図せず上記のサイトを表示してしまう、といったことも防げるとしている。
1日に施行された「青少年インターネット環境整備法」では、PCなどのインターネットに接続できる機器は、有害情報フィルタリングソフトウェアを搭載した上で販売されなければならないと定めている。このため、インターネット対応テレビにも、同法が適応される可能性があるという。
同社によれば、インターネット対応の家電製品が増加することを予測し、インターネット対応テレビへのフィルタリングサービスを提供するとのことだ。
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