Brad PittさんのスクリーンセーバーにBeyonceさんの画像。これらをダウンロードするのに知らないサイトを使っている人は、再検討してもよいだろう。
McAfeeによると、「Brad Pitt」や「Brad Pitt downloads」という語句、あるいはBrad Pittさんの壁紙やスクリーンセーバー、画像を検索すると、ネットユーザーは18%の確率で悪意のあるコードを含むサイトに出くわすという。この中には、ユーザーにダウンロードを要求せず、表示されただけでPCに感染するマルウェアも含まれる。そのようなソーシャルエンジニアリングは、かつては電子メールだけのものだったが、現在は有名人たちの偽サイトとして検索結果をにぎわせている。
例えば、Angelina Jolieさんのダウンロードをうたうあるサイトは、マルウェアに感染した壁紙やダウンロード用画像を978件含んでいたと、McAfeeは言う。Jessica Albaさんを支持するあるサイトは、別の悪質なサイトにリンクしており、誤解を招く表現で個人情報を取得しようと試み、提供された電子メールアドレス向けに大量のスパムメールを生成していた。
McAfeeがこのリストを編集するのは2008年で2回目。同社の「Site Advisor」技術から取得した情報を元に作成されている。Site Advisor技術はサイトを分析し、閲覧が安全か、悪意のあるコンテンツを含む疑いのあるサイトか分類する。
同リストで、男性有名人で上位にランクされたのは、Brad PittさんとJustin Timberlakeさん。一方、女性有名人では、BeyonceさんやHeidi Montagさんが上位にランクされた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス