独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)はこのほど、同機構をかたった「なりすましメール」が出回っているとして注意を呼びかけている。
メール本文には、同機構がウェブで公開している情報セキュリティに関わる注意喚起や調査報告書について書かれており、PDFファイルが添付されている。添付されたPDFファイルには、ウイルスが仕掛けられている。
PDFファイルを表示するソフトウェア「Adobe Reader」の脆弱性を修正していない場合にこの添付ファイルを開くと、PCがウイルスに感染する可能性が高く危険なため、すぐに削除するよう呼びかけている。
現在、同機構が確認している「なりすましメール」には、「メールアドレス:vuln-inq@ipa.go.jp」、「タイトル(件名):セキュリティ調査報告」、「添付ファイル名:調査報告書.pdf」という特徴があるが、これらは変わる可能性が高いため、これ以外の場合でもメールに注意して欲しいとしている。
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