英国のウイルス対策会社Sophosが、同社の企業向けソフトウェアにアプリケーション管理機能を追加した。同社が現地時間10月26日に明らかにしたところによると、この機能により、ユーザー企業は、自社の従業員が「SETI@Home」などの分散型アプリケーションをはじめとする各種アプリケーションを社内で利用することを管理、制御できるという。こうしたアプリケーションは、企業ネットワークのリソースを消費してしまう可能性がある、とSophosは指摘する。
このアプリケーション管理機能は、9月末にリリースされた「Sophos Anti-Virus Version 6」に搭載されているオプション機能の1つ。Sophosによると、このアプリケーション管理機能は、分散型アプリケーションのほかにも、VoIP、PtoP、インスタントメッセージングといった企業のデータやネットワークに危険を及ぼす恐れのあるアプリの検知、遮断にも利用されていることが分かったという。Sophosは、同社が得意とするウイルス対策機能だけでなく、より多くのデスクトップ管理機能を製品に追加する取り組みを進めており、今回のアプリケーション管理機能の追加もその一環だ。同社の製品は一般消費者よりも企業や団体に主に利用されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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