Microsoftは米国時間7月11日に予定している定例アップデートにおいて、「Windows」および「Office」の「緊急」レベルのセキュリティ問題を修復するパッチをリリースする。
Microsoftは、 6日に発表した勧告の中で、Windowsの脆弱性に関しては4件の、Officeに関しては3件のセキュリティ情報を提供する意向だと述べた。WindowsおよびOfficeの問題のうちそれぞれ少なくとも1件は、Microsoftのセキュリティ脆弱性評価基準では最も高い「緊急」に認定されているという。
また同社は、「Windows Update」サービスを介して「Malicious Software Removal Tool」のアップデートも実施する。一方、「Microsoft Update」サービスでは、セキュリティには関係ないが「優先度の高い」アップデートを配布するとしている。
Microsoftは、インターネット上からパッチを定期的に提供している。4月のセキュリティアップデートに、海賊版対策ツール「Windows Genuine Advantage Notifications」のテスト版を含めた際には、同社は強い批判を受け、訴訟にまで発展した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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