キングソフトは3月1日、スパイウェア対策ソフト「キングソフトアンチスパイ2006+」を無償で提供することを発表した。3月14日から同社サイトからダウンロードできる。
キングソフトでは、スパイウェアの認知度がウイルスと比べて低いことを受けて、利用者が「気軽に使うことができる」方法として、無償提供を決定したとしている。アンチスパイ2006+はシステムに常駐せず、他社製ウイルス対策ソフトの併用可能であり、同社では今回の無償提供を機会に、利用者の拡大を狙う。
アンチスパイ2006+はスパイウェアが変更したレジストリなどを隔離し、システムを修復する。またシステムの脆弱性をスキャンして、Windowsアップデートなどで公開されている問題にパッチが当てられていない場合に、早急にアップデートするという機能を持つ。ほかに起動時のスタートアップアイテムを管理する機能も搭載している。
キングソフトは、総合セキュリティソフト「キングソフトインターネットセキュリティ2006」で100万本限定で1年間無償利用としていたが、今回のアンチスパイ2006+は、2年目以降も無料で利用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」