NTTコミュニケーションズは2月25日、商用化に向けたDDoS攻撃対策セキュリティサービスの検証を3月7日より行うと発表した。シスコシステムズ、米Arbor Networks、米CloudShield Technologies、NTT情報流通プラットフォーム研究所の協力を得て実施する。
DDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack)とは、インターネットに接続されている第三者のパソコンやサーバに攻撃プログラムを仕掛け、特定のサーバに大量の情報を送りつける攻撃。DDoS攻撃によるセキュリティ被害は増加しており、米国のFBIによる調査では回答企業269社だけでも2004年の被害額が約2600万ドルに上るという。今回のサービスは、不正トラフィックの検知や追跡、防御を迅速に行うことにより、従来よりも安全な通信サービスを提供するというもの。
今回の検証では、大規模ネットワークで不正トラフィックのみを抽出する早期検知手法や、攻撃トラフィックを遮断しつつ正規トラフィックのみを通過させる遮断技術などを確認し、サービス化の可能性を検討する。
検証の実施期間は2005年3月7日から4月30日まで。2005年夏に向けてこの結果を反映した次世代型セキュリティサービスの提供を目指す。
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