フィジオスは3月19日、物理シミュレーション技術をベースにしたウェブアプリケーション「PHYZIOS Studio(フィジオススタジオ)」の高機能版「PHYZIOS Studio Pro for Windows」ベータ版を無料公開した。
PHYZIOS Studioは、あらゆるものを粒子として扱う物理シミュレーション技術「粒子法」をベースに、「シーン」と呼ぶアート作品やゲームを作れるサービス。完成した作品やゲームは、サイト上でほかのユーザーに公開して共有できる。
PHYZIOS Studio Proは、PHYZIOS Studioの高機能版であり、より高度な物理シミュレーションが可能なアプリケーション。PHYZIOS Studioはブラウザで利用できるウェブアプリケーションだが、PHYZIOS Studio Proはソフトウェアとして提供される。1月には、Mac版を先行公開しており、今回の発表によりMac、Windows両方での利用が実現した。ベータ期間中は無料で使うことができる。
PHYZIOS Studioでは「水」や「火」といった単独の性質を持つ物質をシミュレートしているが、PHYZIOS Studio Proでは、1つの物質にさまざまな性質を付与して、ユーザー独自の物質を作成できる。また、シミュレーションに使われる粒子や画面の解像度を変更できるため、さまざまな規模のシミュレーションが可能だ。縦横への画面スクロールにも対応しており、本格的なアクションゲームも作成できるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス