Googleは、ファイルの添付忘れを防止したり、「YouTube」の動画をプレビューしたり、休暇中に自動応答メッセージを返信したりする、これまで「Gmail Labs」でテストされてきた6つの機能を、新たに「Gmail」の正式版で採用した。
同社は、新技術の活用度や実用性をテストする目的でGmail Labsを使ってきたものの、タスク管理機能のように、実際にGmail Labsでの提供段階を「卒業」してGmailの正式機能に採用されるまでに至ったケースは、それほど多くはなかった。Googleは、Gmail Labsの公開テストにより、60の新機能を提供してきたが、米国時間2月24日にその一部の正式採用と廃止を発表した。
GoogleのプログラマーであるMark Knichel氏の公式ブログへの投稿によれば、新たにGmailの全ユーザー向けに提供が開始されたのは以下の機能である。
一方、Googleは今回、以下の機能をGmail Labsで廃止している。等幅フォントでの表示機能、チャット相手のステータスメッセージを表示しない「Muzzle」機能、電子メール中毒にならないように強制的に休憩を取らせるよう15分間のスクリーンブロックを提供する機能、電子メール内にランダムな一文を挿入する署名機能、コンピュータの所在都市および国の情報を電子メールの署名欄に自動的に追加する機能などが廃止された。
とはいえ、長々とGmail Labsで今後も提供が続く機能もある。長年に渡り、あまり評判の良くなかったベータ版のラベル表示が付されていたGmailの状態に戻せる「Back to Beta」機能、深夜に電子メールを送ろうとすると、送信前に若干の計算問題をこなすことを求める「Mail Goggles」機能、餌にかぶりつく長い蛇のクラシックゲーム「Old Snakey」などである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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