Mozilla Messagingは、「Thunderbird 3」のリリース候補第1版(RC1)をリリースした。Mozilla Messagingは、電子メールの閲覧、作成、保存、検索のスタイルを根底から改良しようとしている。
Mozillaは米国時間11月24日、Windows、Mac、Linux向けにThunderbird 3のRC1版をリリースしたが、これは11月に入って示されていた予定よりも数日遅れたほか、当初は2008年に計画されていたリリース時期から1年ほど遅れている。Thunderbird 3の正式版は、RC版のリリースからほどなくして発表される予定である。
Thunderbird 3の開発には、これまで何年もの歳月が費やされてきた。Mozilla MessagingのプログラマーであるDan Mosedale氏は、次期版に関して、今後はもっと頻繁に新版をリリースしていきたいと考えていることを明らかにした。
Mosedale氏は、Thunderbird 3以降にすべきことをまとめたMozillaの提案で、「Thunderbirdの計画には、より開発プロセスの機動性を高めていくことが含まれる。(中略)非常に長期間に渡って持続するリリースを提供するよりも、これまでのリリースサイクルよりもずっと頻繁にリリースを繰り返していきたい」と述べている。同氏は、「Thunderbird 3.1」からは4〜6カ月ごとにメジャーリリースを提供していく方針を掲げ、Thunderbird 3.1以降で実現予定の一部のアイデアも発表した。
Mozillaは、さまざまな新機能を「Thunderbird 3.0」で追加することを示しており、RC1版のリリースノートには、以下のような点が列挙されている。
ほかに生じ得る不具合などについても知りたければ、Thunderbird 3 RC1の問題点のリストアップを参照してみてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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