Googleのウェブ・アプリケーション・ホスティング・インフラストラクチャ「Google App Engine」が米国時間7月2日、技術的問題により4時間ほど利用できない状態となった。
同サービスでウェブアプリケーションを稼働している顧客は2日、作業できない状態となり、その原因は「Datastoreアクセスにおけるレイテンシおよびエラー率が高まったこと」などの問題である、とGoogleのエンジニアがGoogle App Engine Downtime Notifyグループへの投稿で述べていることが、TechCrunchの報道で明らかになった。Google関係者は、ダウンタイムが生じたことを認め、障害について謝罪した。
「本日の米国太平洋時間午前8時、App Engineアプリケーションに対するデータストアアクセスが、クラスタ全体の問題により影響を受けた。担当チームがサービス停止を起こした原因を特定および解決し、サービスは現在、すべてのアプリケーションにわたって復旧している。不便が生じたことを謝罪するとともに、技術的な問題が発生している場合、Google App Engine CommunityからリンクされているSystem Status DashboardまたはDowntime Notify Groupにアクセスすることを推奨する」
Googleの同クラウドコンピューティングサービスは、ウェブ開発者が自身のアプリケーションをホストできない場合、オンラインで稼働するための場所を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」