「Google App Engine」でサービス障害--4時間ほど利用不可能に

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:編集部2009年07月03日 10時49分

 Googleのウェブ・アプリケーション・ホスティング・インフラストラクチャ「Google App Engine」が米国時間7月2日、技術的問題により4時間ほど利用できない状態となった。

 同サービスでウェブアプリケーションを稼働している顧客は2日、作業できない状態となり、その原因は「Datastoreアクセスにおけるレイテンシおよびエラー率が高まったこと」などの問題である、とGoogleのエンジニアがGoogle App Engine Downtime Notifyグループへの投稿で述べていることが、TechCrunchの報道で明らかになった。Google関係者は、ダウンタイムが生じたことを認め、障害について謝罪した。

 「本日の米国太平洋時間午前8時、App Engineアプリケーションに対するデータストアアクセスが、クラスタ全体の問題により影響を受けた。担当チームがサービス停止を起こした原因を特定および解決し、サービスは現在、すべてのアプリケーションにわたって復旧している。不便が生じたことを謝罪するとともに、技術的な問題が発生している場合、Google App Engine CommunityからリンクされているSystem Status DashboardまたはDowntime Notify Groupにアクセスすることを推奨する」

 Googleの同クラウドコンピューティングサービスは、ウェブ開発者が自身のアプリケーションをホストできない場合、オンラインで稼働するための場所を提供している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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