アップルのサイトへの訪問者数が急増--「iPhone 3GS」への期待受け

文:Lance Whitney(Special to CNET News) 翻訳校正:湯木進悟2009年07月01日 06時49分

 Appleのウェブサイトへ何度もアクセスした人の数からすれば、5月にはiPhoneのフィーバーが起きていたようだ。

 Nielsen Onlineは米国時間6月29日、Apple.comの5月のユニークビジター数が、他のコンピュータハードウェアメーカーをいずれも上回る規模となる5570万人を記録したとの調査リポートの発表を行った。Appleのサイトへの訪問者数は、(ハードウェアメーカー部門で)2位を記録したHewlett-Packard(HP)の2190万人という訪問者数と比較しても、その倍を大きく上回っている。

 5月中にAppleのウェブサイトを訪問したユーザーは、平均すると1時間14分の滞在を記録しており、おそらくは新しい「iPhone 3GS」のリリース前の期待感がその主な要因となっていたと考えられると、Nielsenは分析している。

 Dellのサイトへの5月の訪問者数は、1680万人を記録して(ハードウェアメーカー部門で)3位となった。Nielsenによると、ハードウェアメーカーのサイト全体で記録した訪問者数は、2008年5月の5730万人から22%増加して、2009年5月は7010万人に達した。

 Appleをめぐるうわさは、ブロガーの間でも5月は持ちきりであった。また、iPhone 3GSに言及したブログの数は、最初に正式アナウンスがなされた6月8日に、前週と比較して1226%も急増した。その後、ブログでの言及は下降線をたどったものの、iPhone 3GSが(米国などで)発売された6月19日には再び倍増した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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