Yahooは米国時間4月7日、「iPhone」と「iPod touch」向けのiPhoneアプリケーション版Yahoo Messengerを公開した。iTunes App Storeで無償提供されている。
基本となるチャット機能はデスクトップ向けYahoo Messengerとほぼ同様で、IMやSMSメッセージの送信、エモティコン、自分の状態の表示、連絡先の追加、写真の共有(カメラロールの写真のほか、このアプリケーションで撮った写真も)などが可能。
外観はサッパリとしてメリハリがあり、デスクトップ版に似た感覚でチャットができる。別のメッセージウィンドウを表示しているときに新たなチャットが着信するとアラートが表示される。新しいメッセージが来たときにYahoo Messengerでお馴染みの音を鳴らして注意を促してくれるのはいい。しかし、設定でこの動作を止めることはできないようだ。
Yahoo Mobileに組み込まれているYahoo Messengerとは違い、今回のiPhoneアプリケーション版ではiPhoneのスペルチェックが使える。ただし、誤って隣のキーを押してしまったような場合は大概うまく機能し便利だが、「hee hee」が「her her」に訂正されてしまうなど、かえって厄介な場合もある。
同アプリケーションはiPhoneのバックグラウンドで動かすことはできない。ほかのアプリケーションに移っても10分間はアイドル状態でサインインを維持するが、それ以降にチャットを再開する場合は改めてログインし直す必要がある。なお、iPhoneでYahoo Messengerを使うと、デスクトップ版Messengerはログオフされる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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