動画サイトの「Hulu」は米国時間3月12日、ユーザーが標準的なソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のように友達リストを作成できる機能を新たに追加したことを明らかにした。
ユーザーは、電子メールのアドレス帳、「Facebook」や「MySpace」のアカウントから友達を招待して、その友達が鑑賞したり、コメントをつけたり、購読したりしている動画のフィードを受け取ることができる。
この機能について気味が悪いと感じるユーザーや、「It's Always Sunny In Philadelphia」の再放送を1日中見ていることを上司に知られたくないユーザーは、これらのアクティビティフィード機能を無効にすることができる。
今回の発表は、Huluの一般公開1周年に合わせて行われた。NBC UniversalとNews Corp.のジョイントベンチャーであるHuluは、1周年を記念して、来週中に「多数の新番組、人気作品のより多くのシーズン、アニメや映画の過去の名作」を同サイトに追加する予定である。
もう1つの新しいこととして、電子メールで送信された回数や検索された回数、ウェブサイトに埋め込まれた回数が多い動画のランキングや、編集者のお気に入りの作品を掲載した人気動画紹介ページが挙げられる。当然のごとく、「Saturday Night Live」は非常に人気が高い。同サイトで最も検索回数の多い名前は「Palin(2008年米大統領選挙での共和党の副大統領候補だったSarah Palin氏)」である。
あまり楽しくない話題にも触れておくと、1周年を迎えた今、Huluは尽きることのない旧メディアと新メディアの衝突の話題で世間を賑わせている。Huluは3月上旬、コンテンツ所有者からの圧力により、同サイトにおいて今話題の動画ソフトウェアメーカーBoxeeに対するサポートを停止した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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