これまでも、3クリック程度の操作で「Gmail」のメッセージを編集可能なドキュメントに変換することは可能だった。だが、このたびGmailに追加された新機能では、たった1回のクリックで、この作業ができるようになった。
新機能を利用すると、ユーザーは電子メールのコンテンツをクリック1回で「Google Docs」に変換できる。利用には機能のアクティベートが必要。ページの記載によれば、作成者はJeremie LEとDavid Kの両氏。
Gmailアカウントのページから同機能をアクティベートするには、「Settings」「Labs」を順にクリックする。それから下へスクロールして「Create a Document」のコーナーにたどり着いたら、「Enable」ボタンをチェックして「Save Changes」をクリック。こうすると、どのメールのスレッドを開いても右上に「Create a document」のオプションが表示される。これをクリックすると、メールの文面がまるごとGoogle Docsの文書に変換される。非常にシンプルで簡単なのである。
筆者は最初にこの話を知ったとき、「電子メールをGoogle Docsにコピー&ペーストする手間すら惜しいなんて、なんて面倒くさがり屋なのだろう」と思った。コピー&ペーストすらわずらわしいという人は相当な面倒くさがり屋である。しかし、定期的に、電子メールのコンテンツをGoogle Docsに変換する人は、この機能のおかげで作業がさらに楽になる。例えば筆者はGoogle Docsを頻繁に使用する。扱うデータの大半は、アイデアなどを自分に宛てて書いた電子メールが元になっている。そのため、ボタン1つで操作できるこのオプションのおかげで、アイデアを書き出す作業がより効率的になりそうである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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