「Street View」が「Google Maps」のいたるところで、大変な勢いで拡大を続けている。Googleは米国におけるStreet Viewの対象地域が2倍になったと発表した。
Googleが米国時間12月9日に発表したところによると、今回範囲が広がったのは、メイン、ウェストバージニア、ノースダコタ、サウスダコタの各州および、テネシー州メンフィス、サウスカロライナ州チャールストン、アラバマ州バーミングハムの各都市だという。Googleは各都市間のサービスレベルの格差もなくした。Google Lat-Longの記載では、ワイオミング州のデビルスタワーを例にこのたびのニュースを紹介している。
9日付のGoogleのブログでStreet Viewの対象範囲を示した最新の地図を見た筆者の同僚は(Zombie Infection Simulationを意図して)「ゾンビが増殖していくのを見ているようだ」と冗談を述べた。
Google Mapsの衛星写真版の場合のように、Street Viewは(米国での)サービス開始当初、たとえ公道から写真を撮影することが合法だとしても、プライバシーを侵害していると、当初は騒がれていた。しかし、筆者にはこの騒ぎが沈静化しつつあるように思える。筆者の考えは正しいだろうか。
Googleが2008年に世界での取り組みを拡大した結果、Street Viewは現在、フランス、イタリア、日本、オーストラリア、スペイン、ニュージーランドの風景に対応している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス