スプラシアは11月17日、動画共有サービス「Sprasia」のリニューアルを発表した。
Sprasiaは、動画にさまざまなエフェクト(特殊効果)をつけて共有できる動画共有サービスだ。ユーザーは動画をアップロードした後、ふきだしを使ったセリフやビーム、フレームなどのエフェクトをつけることが可能だ。
動画にエフェクトを付ける際は、同社が提供するFlashインターフェースのオーサリングツール「effectunes」を利用する。effectunesでは、ブラウザ上でドラッグアンドドロップ操作を行ってエフェクトや効果音をつけることができる。
今回のリニューアルの目玉となるのは「写真への対応」だという。スプラシアでは2008年4月からSprasiaの一般公開を開始しているが、ユーザーからの意見として一番多かったため、これを最重要課題とした。
スプラシア クリエイティブ局マネージャーの菅澤学氏は「Sprasiaでは、非常にクリエイティブな動画作品も生まれつつある」とする一方で、動画を編集する技術的難度から、「ユーザーからはスライドショーのように、静止画を使った動画への要望を聞くことが多かった」と語る。
スプラシアではそのようなライトユーザー向けの機能として「フォトシャッフル」を公開した。これは、「楽しい」「かっこいい」「映画予告風」といった10のテーマを選択して写真を数枚アップロードするだけで、エフェクトやBGMがついたスライドショーを作成できるというもの。作成したスライドショーは、effectunesを使ってエフェクトやBGMの追加や編集もできる。
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