インターネットを利用して個人間でのお金の貸し借りを実現する「ソーシャルレンディングサービス」。既報のとおり国内で初めて同事業に取り組むべく準備していたmaneoは10月15日、ソーシャルレンディングサービス「maneo」のサービスを開始した。
サービス開始に先駆けて都内で開催された説明会にはmaneo代表取締役社長の妹尾賢俊氏らが出席。デモを交えながらサービスの詳細や目標などを語った。
個人間でお金の貸し借りをするソーシャルレンディングサービス。海外では英国のZopaや米国のPROSPERなど30以上のサービスが提供されている。しかし、日本でサービス展開するために必要な貸金業と第二種金融商品取引業の認可を受けた同種のサービスはこれが初めてとなる。
maneoではソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の機能に加え、お金を貸すユーザー(レンダー)、お金を借りるユーザー(ボロワー)を結びつけるマーケットの機能を提供する。
ユーザーはまずウェブサイトからmaneoにアクセスし、ユーザー登録を行う。ユーザー登録をした時点では、ブログ機能や「mane友」と呼ぶフレンド機能、コミュニティ機能といったSNSの機能のみが利用可能。その後、サイト上での勤務先や収入などの情報を入力し、手書きの申請書をファックスもしくは指定の住所に郵送。本人確認をすることで、レンダーやボロワーとしての機能が利用できるようになる。
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