Microsoftは米国時間9月17日、サービススイートである「Windows Live」の最新版ベータをリリース
いわゆるこの「Wave 3」リリースの中には、 「Windows Live Mail」「Windows Live Messenger」「Windows Live Writer」のアップデート版に加え、以前に概要が示されていた、新たなオンライン動画作成ツールが含まれる。「Windows Live Movie Maker」では、Windowsの動画作成アプリケーションの全機能ではないものの、一部の機能を利用可能となり、Microsoftの動画共有サイト「Soapbox」向けに投稿できる機能などが備わっている。残念ながら、大いに競合するGoogleの「YouTube」への投稿機能はサポートされていない(Windows Live Writerのアップデート版では、Soapboxのみならず、YouTubeへも動画が投稿可能となる)。
Windows Live部門を担当するコーポレートバイスプレジデントのChris Jones氏は、公式ブログへの投稿で、「すべての製品サービスで新機能が搭載されるものの、特に顕著なのは、Windows Live Messengerが、完全に再設計されている点である」と記している。
この新しいプログラムは、ベータ形式で提供されるため、Microsoftは、技術に詳しいユーザー以外の人々に対しては、しばらくの間は旧バージョンの利用を続けるようにと警告している。
Microsoftは「興味を持ったWindows Liveユーザーや、技術通のコミュニティーには、ぜひとも数々の新機能のテストを進めてもらいたい。だが、一般のユーザーには、最終的な製品版のリリースまで、ダウンロードを控えるようにお勧めしたい」との声明を発表した。
デスクトッププログラムのアップデートに加え、Microsoftは、「Windows Live Hotmail」や「Windows Live Spaces」などのオンラインサービスでも、アップデートを予定している。
Ray Ozzie氏が2005年11月にLive戦略を明らかにし、Microsoftは、Windows Liveの第1世代製品群を発表した。2007年6月には、Windows Liveの第2世代製品群を明らかにし始めた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力