カルト的人気を保つウェブブラウザ「Opera」が、開発サイクルの次の段階へと歩を進めた。ベータテストが終わり、最終版がリリースされる前に、「Windows」用と「Mac OS」用のリリース候補第1版(RC1)が提供された。これは、恐れを知らないOperaファンにとって、どういう意味があるのだろうか?
Opera Softwareは、今回のアップデートで大量のバグを修正した。したがって、これまで「Opera 9.5」ベータ版の安定性の問題を気にして試用を控えていたなら、今回のバージョンははるかに魅力的に映るはずだ。また、今回のRC1では、すべてのPOPアカウントから電子メールの本文をダウンロードする機能を修正したほか、新しいスキンの採用や、「Opera 9.2」からのアップグレードの簡便化といった改良を施している。Mac版では特に、スキンの変更と「Mac OS X 10.2」へのサポートで改良が加えられている。
OperaはDownload.comで人気がある。モバイル機器を含むクロスプラットフォームでの互換性を重視し、「Firefox」や「Internet Explorer」の代替品を求めている人なら、ダウンロードして試す価値はあるだろう。
しかし、Download.comに掲載されたOperaによる説明を読むと、今回のRC1でもまだ安定性の問題が残っているようだ。したがって、最終版がリリースされるまでに、さらに改良したリリース候補版が公開される可能性が高い。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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