Twitterの浮き沈みを追いかけている筆者の友人は、私自身を含め、さまざまな持論を展開している。ニュースが少ない週末、Twitterのパフォーマンス問題がニュース材料を提供し、いくつかニュース記事に取りあげられた。
下の画像は、Twitter世界(Twittersphere)の展望を示すものだ。Twitter(あるいは、同様のサービス)で独り善がりに考え込んでいることは、世界中で起こっていることに照らしてみると、リソースの無駄遣いともいえる。その一方で、Twitterなどのサービスは、「知らせ」や様子を伝え広げる重要な通信手段となりつつある。
たとえば、筆者が先日の中国大地震について知ったのは、筆者がTwitterで登録しているユーザーからのメッセージだった。誤解がないようにいうと、Twitterはコミュニケーションサービスの究極の目標ではなく、インスタントメッセージングやRSSなどの技術の拡張に過ぎない。それに、140文字のTwitterメッセージは、ブログやニュース記事の代わりになることはない。だが、「つぶやき(tweet)」はネットワークの増幅器になる可能性がある。ちょっとしたスナップ写真がユーザーらに多く取り上げられ、これが、ほぼリアルタイムで世界に広まることだってある。
Twitterなどのサービスは現在、話題を集めているが、スパムも多く、まとまりがないし過大評価されている。信頼性がないことも多い。今後、時が経過するにつれ、中核となるコンセプトはインターネットのコミュニケーション枠組みの中に統合されていくことだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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