リコーは5月12日、コンシューマー向けオンラインストレージサービス「quanp(クオンプ)」を本格的に開始したことを発表した。3月から3000人程度を対象にフィールドテストとして提供していた。
quanpは、デジタルカメラで撮影した画像やビデオ映像、PCで作成した文書、音楽ファイルなどを専用のクライアントソフト「quanp.on」で直感的にウェブ上にアップロードしたり、共有できるというサービス。指定したフォルダを定期的に監視し、更新されたファイルを自動的にquanpにアップロードする機能を搭載することで、手間をかけずにアップロード忘れを防止できるとしている。
また、quanp上にシェアプレイスを開設することで、友人や仕事仲間など指定したメンバーとファイルを共有できる。文書や画像をサムネイル表示していることから、内容をなんとなく覚えているファイルを直感的に探すことができる。キーワードやタグ情報などの検索機能を搭載することで、さまざまな方法でファイルを検索できるようになっている。
サービスは3種類用意されており、無料のトライアルの利用容量は1Gバイト、1カ月300円のスタンダードで10Gバイト、1カ月980円のクオンタムで100Gバイトとなっている。quanp.onをインストールするには、.NET Framework 3.0が必要となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス