リゾートで開発合宿--サイバーエージェント、Amebaのエンジニアに新制度

鳴海淳義(編集部)2008年05月02日 11時32分

 サイバーエージェントがブログサービス「Ameba」の技術者を対象としたリゾート研修施設を、宮崎県フェニックス・シーガイア・リゾート内に開設する。宮崎ヒルズ構想に沿った取り組みとして、2008年6月1日にオープンする予定だ。

 このリゾート施設は、Amebaの新サービスや新機能の集中開発、およびサイバーエージェントの今後を担う新たな技術開発や新サービスの研究を目的としたもの。

 同社は「宮崎NDキャンプ」という制度を制定し、Ameba技術者のうち希望者は1カ月間を目安に、通常業務から離れてリゾート研修施設で開発、研究できるようにした。対象者はAmeba担当の技術者104名(2008年5月現在)。1人につき1年〜2年に1度の頻度で研修に参加できるという。

 サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏は以前、CNET Japanのインタビューに対し、「2005年ぐらいに『技術のサイバーエージェントにする』と宣言し、技術者の大量採用と技術者優遇策を徹底しました。我々はネット広告の会社なので、よっぽど話題性のあることをしなければ優秀な技術者が雇えなかった」と話している。今回のリゾート施設も話題作りの一環だろうか。

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