Zohoの親会社、AdventNetの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるSridhar Vembu氏によると、Googleのユーザー名とパスワードを持っている「Zoho」ユーザーは、今後はZohoアプリケーションに直接ログインできるようになる。
Vembu氏はサンフランシスコで開催されている「Web 2.0 Expo」で筆者に「ユーザーはZohoアカウントを別に持つ必要がなくなる」と語った。Googleとのサインオンの統合は今後2週間以内に完了するとVembu氏は述べた。
Vembu氏は、Googleの協力、そして競合他社と連携しようとするその姿勢に感銘を受けた。Zohoと「Google Docs」はいずれも「Microsoft Office」に取って代わることを目指している。Googleはより大きなコミュニティーに対してこれまで「OpenSocial」などのコードを積極的に提供している。
GoogleユーザーがZohoアプリケーションをより便利に使用できるように取りはからうということは、GoogleがOpenIDのようなテクノロジに対してオープンであるかそれを支持している、またはGoogleがZohoを脅威と見なしていないことを示している。おそらくその両方の要素が少しずつ混じり合っているのだろうが、いずれにしてもそれぞれのユーザーにとっては良いことである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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