Sony BMG Music Entertainmentが、自社のデジタルカタログを定額の登録会員に提供する計画だという。このまま実行に移されれば、会費制音楽配信マーケットの陣取り合戦が、またほんの少し激しさを増すことになりそうだ。
現地時間3月24日、ドイツのFrankfurter Allgemeine Zeitung紙が報じたところでは、Sony BMGの最高経営責任者(CEO)であるRolf Schmidt-Holtz氏は、同社が登録会員向けのサービスに取り組んでいることを明かしたという。Appleが企画中とされるサービスと多くの面で似通ったもので、Appleは同社の新サービスについて音楽レーベルの4大レーベルと話し合いをもっていると報じられている。
Schmidt-Holtz氏によると、Sony BMGの計画の基本事項には、月額9ドルから12ドルの定額料金による同レーベルのデジタルライブラリへの無制限アクセスと、Appleの「iPod」を含むあらゆる音楽プレーヤーへの対応が含まれている。また同氏は、会員は「一部の曲については無制限に保持でき、登録期限がすぎたあとも曲を所持する」ことになる可能性があると話している。ほかに、携帯電話を使ったダウンロード提供も視野にあるという。
ただし、同氏はサービスが開始されるとして、いつごろの時期になるかについては一言も触れていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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