The Beatlesの大部分の曲の権利を保有する会社が、The BeatlesとAppleが契約を結んだという報道に対し疑問を呈している。
ソニーと歌手のMichael Jacksonさんによる合弁事業であるSony/ATV Music Publishingは、The Beatlesの曲が近く「iTunes」で販売されるようになるというロンドンからの報道を否定した。Sony/ATV Music Publishingの広報はCNET News.comに対し、報道は「事実ではない」と述べた。
Sony/ATV Music Publishingは、極めて信用の高い情報源だ。EMI GroupがThe Beatlesのレコーディングに関する権利を保有するのに対し、Sony/ATV Music Publishingは同グループの大半の曲の出版権を所有している。Sony/ATVの広報は、そのような契約が結ばれれば、Sony/ATVは「その全容について報告を受ける」はずだ、と述べた。
The Beatlesの曲をiTunesで販売することについては、何カ月かに1度の割合で話が持ち上がっている。今回は英国の3大紙が匿名の情報筋の話として伝えていることから、今回の報道は確かな根拠に基づくもののとされていた。
ある音楽業界筋によると、The Beatles側とAppleは2008年中にも合意に達する可能性があるが、現時点では何も決まっていないという。
EMIとAppleの広報は、今回の件についてコメントするのを拒否した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」