ライブドア、ユーザー認証APIを公開--ライブドアIDを使ったサービスが開発可能に

永井美智子(編集部)2007年04月19日 12時14分

 ライブドアは4月19日、ポータルサイトlivedoorのアカウント「livedoor ID」の認証API「livedoor Auth」を公開した。livedoor IDをユーザー認証に使うサービスを第三者が開発できるようになる。

 livedoor IDのユーザー数は2007年4月時点で630万人。ライブドアによれば、日本国内で提供されている認証APIサービスでは最大規模となるという。なお、同様の認証APIとしては、はてなの「はてな認証API」やシックス・アパートの「TypeKey」、paperboy&co.の「JugemKey」などがある。

 認証APIを利用することで、開発者はIDやパスワードの発行、管理をする必要がなくなり、認証システムの開発コストを削減できるメリットがある。

 開発者はlivedoor Authを使用する際、livedoor ID を通知するモード、livedoor IDを通知せずアプリケーション毎に固有な「userhash」のみを通知する2種類のモードを選択できる。また、livedoor Authを使用したサービスの利用者は、livedoor IDのパスワードを外部アプリケーションに伝える事なく、アプリケーションを利用できる。

 livedoor Authは無料で提供する。今後は携帯端末にも対応する計画だ。

 なお、livedoor Authを使ったサービスとして、コミュニケーションサービス「Twitter」を匿名で利用できる「Anonymous Twitter」がにぽたん研究所からすでに公開されている。

 また、ライブドアはプログラミングを簡単にできるようにするためのライブラリをオープンソースで公開した。Perl用のライブラリと、Webアプリケーションフレームワーク「Catalyst」用のプラグインをCPANにて公開している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]