YouTubeは米国時間3月1日より、Hillary Clinton上院議員、Barack Obama上院議員、John McCain上院議員、John Edwards上院議員をはじめとする次期米国大統領選挙の候補者の動画を扱うコーナー「You Choose '08」を開設している。そして、このたびYouTubeは選挙戦に向けたこのプログラムを拡充し、候補者が有権者とビデオを介して交流できるフォーラムを設けたと、発表した。
4月11日にスタートした「You Choose '08 Spotlight」では、各候補者が動画を投稿し、視聴者に政策を訴えることができる。これに対し、視聴者は1週間の期限内に、みずからの意見を撮った動画を返す仕組みになっている。最初にサイトに動画を投稿した候補者は、元マサチューセッツ州知事のMitt Romney氏。同氏は動画の中で「米国にとって唯一にして最大の課題は何だと思いますか?そして、あなたなら、その課題にどう取り組みますか?」と問いかけ、視聴者からの意見を募っている。
Spotlightは、「You Choose 08」の一環として提供される。You Choose 08では、候補者ごとのチャネルが用意され、キャンペーンビデオや演説、舞台裏の紹介などが掲載されるほか、ユーザーからのコメントも受け付けている。YouTubeのニュースと政治部門の責任者であるSteve Grove氏は「このプログラムの目的は、双方向性を高め、有権者を刺激して、動画で回答を寄せる意欲をかき立てることだ」と述べる。
すでに多くの候補者が、ウェブや動画を使ったキャンペーンを展開し始めている。Obama上院議員も立候補を表明する動画をウェブサイトで公開している。また同上院議員、Clinton上院議員、McCain上院議員もYahoo Answersに質問を投稿し、有権者との交流を図っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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