楽天、オリンパス、ジェイマジックの3社は1月26日から、カメラ付き携帯電話機を利用した電子商取引(EC)サービスを開始する。楽天などが1月18日に明らかにしたもの。新サービスでは、印刷物に載った商品画像を携帯電話機で撮影することで、該当商品の購入用ウェブページにアクセスできる。
楽天が発行するフリーマガジン「楽天マガジン」が誌面に掲載する全商品を対象とし、1月26日配布開始予定の「別冊楽天マガジン オークション号」でサービスを始める。その後は、楽天マガジンに限らずさまざまな印刷物にサービスを拡大するという。
新サービスでは、オリンパスの画像認識エンジン「PBR」をもとにしたジェイマジックの携帯電話用システム「PiXA」を採用する。誌面を正面以外の角度から撮ったり、一部だけ撮った場合でも、高精度に画像認識を行えるのが特徴という。
撮影した誌面は、所定のメールアドレスに添付画像として送信するか、携帯電話機向けの専用アプリケーションで自動解析することで、対応するウェブページにアクセスできる。
楽天、オリンパス、ジェイマジックの3社は今後も、PBRやPiXAを使った新サービスの企画、検討を進めていくという。
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