共同通信社のほか全国の地方紙52社が連携したニュースポータルサイト「47NEWS(よんななにゅーす)」がこのほどオープンした。同サイトは、ニュースが日本地図に埋め込まれて閲覧できるようになっている。
時々刻々の「主要ニュース」や全国の笑えるニュースやほのぼのとする話題を集めた「ホッとニュース」などで構成。参加新聞社、あわせて約1万人のプロの記者が取材した信頼できる、最速のニュースを掲載するという。
そのほか、地域のスポーツ情報や大リーグをはじめとする現場取材記者のコラム満載な「スポーツ」、ニュースの最前線や芸能情報の「動画」、全国の参加新聞社から関連ニュースを自動的に検索する「言葉ランキング」などのコンテンツを用意。
参加新聞社が展開する「地域ポータルサイト」との連携を深めるための工夫が凝らされているほか、ニュースとニュースを互いに関連付けて見せる仕組みになっているため、問題になったテーマを横断的に読むことができるという。
今後は「安全安心ページ」などコンテンツをさらに豊富にそろえると同時に、ユーザーとの双方向性も従事するサイトに発展させていく予定。
同サイトは、新聞社47社が出資して2006年9月に設立された全国新聞ネットが運営している。同社の取締役会長は西日本新聞社社長の多田昭重氏が、取締役社長には元共同通信社デジタル事業担当局長の林憲一郎氏が就任している。なお、出資した47社のほかに地方紙5社がコンテンツ提供という形で同サイトに参加している。
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