Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は米国時間12月6日、ブラジルのサンパウロで開催された年次総会で(DotAsia Organizationとの)「.ASIA Registry Agreement(.ASIAレジストリ契約)」を承認した。これにより、アジア太平洋地域の企業はもうすぐ「.asia」ドメインを登録することが可能になる。このトップレベルドメインは、DotAsia Organizationによって管理される予定。.asiaドメインは、日本の「.jp」や中国の「.cn」といった各国ドメインを補完する形で利用される。
ICANNはカリフォルニアに本部を置く組織で、「.com」のようなgTLD(generic Top-Level Domain)へのトラフィックを誘導することをはじめ、インターネットの技術面を管理している。インターネットの進化の背景から、ICANNの最終的な監督権は米国商務省にあり、これが各国との争点となっている。ICANNの声明によると、DotAsia Organizationはアジア太平洋地域に本部を置く初のgTLDレジストリだという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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