米企業も日本で携帯電話動画サービスを展開--Stickam Mobile

　Stickam.comおよびStickam Japan！を運営する米Advanced Video Communications（AVC）はこのほど、Stickam Japan！の携帯電話向けサービス「Stickam Mobile」ベータ版のサービスを開始した。

　Stickam Japan!は、動画共有や画像共有、音楽共有のほか、ユーザーによるライブカメラ中継も可能な「グローバルソーシャルメディアサービス」（AVC）。9月22日にサービスを開始している。

　今回ベータ版サービスを開始したStickam Mobileは、PC版Stickam Japan!サイトの携帯電話版サービスとなる。開発は、日本での業務提携先であるE-Times Technologies（ETT）が行った。

　Stickam Japan！とStickam.comサイトにアップロードされている3万本の全動画を携帯電話で閲覧することができ、携帯電話からメール添付で動画をアップロードすることができる。アップロードされた動画は、PC版、携帯電話版両方で閲覧することが可能。また、煩わしい文字入力なしに、ボタンクリックのみで操作を行うことができる。

　AVCは日本を携帯電話サービスの先進国として位置付けており、Stickamのグローバル戦略を進めるうえでのモデルケースとして積極的に力を注いでいく予定。今後は、日本マーケットでの実用的、実験的な携帯電話開発、携帯電話を使用したサービスモデルを、Stickam.comサイトへフィードバックするとしている。