Microsoftは米国時間8月31日、「Windows Media Player(WMP)11」の最新ベータ版をリリースした。このバージョンでは、家庭にある複数のデバイス間でコンテンツを共有することが可能になっている。
同バージョンは、WMP 11としては2番目のベータ版となり、eMusic、VidZone、Music Giantsなどのストアが追加されている。WMP 11が提供するストアの総数は14になったとMicrosoftは声明で述べている。
デジタル音楽分野で優位に立つApple Computerの地位を狙うMicrosoftの計画において、WMPのアップグレードは重要である。レビューにおけるWMP 11の評判は良く、MicrosoftもついにAppleの支配下から脱するのではと一部の評論家は述べていた。その後、Microsoftは、デジタル音楽デバイス「Zune」に関する計画を明らかにしている。
WMP 11はMicrosoft.comからダウンロードできる。同バージョンでは、MTVが5月にベータ版を公開した音楽サービス「Urge」との統合が強化されている。
WMP 11のメディア共有機能は、いわゆる「デジタルホーム」の実現に向けた第1歩となる可能性がある。
米国家庭においてリビングルームへのデジタル製品の導入を進めるには、家にあるメディアデバイスすべてで同じコンテンツを再生できるようでなければならない、とアナリストらは予測している。
現在、音楽およびビデオプレーヤーの多くは互換性がない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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