エキサイトは5月10日、音楽に特化したソーシャルネットワークサービスLast.fmを提供する英国のLast.fmと、日本での事業展開において提携することを発表した。
Last.fmは、音楽コミュニティとパーソナルラジオ、音楽レコメンドサービスを提供する音楽版SNS。ユーザーがパソコンやiPod上で再生した楽曲の履歴データを蓄積し、そのデータを元に、自分のラジオステーションを作ったり、自分自身の音楽ランキングやお薦め楽曲リストなど、ユーザーの音楽嗜好に基づいた情報を提供している。
iTunesやWindows Media Playerなどのプレイヤーに専用プラグインをインストールするれば、過去の楽曲再生履歴や現在何を聴いているかといった情報をリストアップし、ユーザーは好きな音楽を聴いているだけで、自動的に音楽嗜好データが蓄積され、自分の嗜好にあった楽曲ランキングなどを作成できる。音楽嗜好データは、ユーザー間で共有することもできる。
Last.fmは、2006年夏に日本におけるサービスの開始を予定しており、エキサイトは、Last.fmの日本語サイトの立ち上げを共同で行うとともに、国内のISP、ミュージックサービス、ブログ、SNSなど他のサービスプロバイダーに、Last.fmおよびAPIなどのサービスを提供するほか、Last.fmの日本語サイトの広告販売やEC展開を予定している。さらに音楽サービスExcite Musicの拡大を目指す。
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