Googleが、「gmail.com」の代わりにユーザーのドメイン名を使える電子メールのホスティングサービスを開始した。
このサービスは、Microsoftが2005年11月に立ち上げた同様のベータサービスと直接競合するもの。現在ベータ版となっているこのサービスでは、最大2Gバイトのストレージ、電子メール検索ツール、そしてユーザーアカウント、エイリアス、メーリングリストを管理するコントロールパネルが提供される。
Googleのブログによると、このベータサービスは企業や組織、教育機関向けで、サンノゼ・シティーカレッジなどの学校では、すでにこのサービスを試験導入しているという。同校では、学生にjaguars.sjcc.eduドメインの電子メールアカウントを与えている。
このベータサービスは、Microsoftが11月に同様のサービスを立ち上げたのを受けて投入された。Microsoftが11月に公開した「Windows Live Custom Domains」のベータサービスでは、電子メールとインスタントメッセージのホスティングサービスが提供されている。
ただし、Windows Live Custom Domainsサービスのほうは消費者向けで、既存のドメイン名をもつ電子メールアカウントを最大20個まで設定でき、また利用できるストレージ容量も1アドレスあたり250Mバイトとなっている。また、このサービスではウイルススキャンやスパムフィルタリングといったセキュリティ機能も提供されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」