イー・マーキュリーは3月3日、ソーシャルネットワーキングサイト「mixi(ミクシィ)」を同日開設すると発表した。利用料金は無料。
「mixi」は、直感的に人との繋がりが理解できるエンターテインメントコミュニティを目指すサイト。米フレンドスター型のソーシャルネットワーキング機能に加え、独自の日記機能を提供する。フレンドスターは2003年3月にサービスが開始され、3カ月間で100万人の会員を集めたとされる。
特徴的なのは、出会いを「招待」による参加に限定している点だ。従来のソーシャルネットワーキングサイトでは、何らかの共通の興味や目的を持つユーザーの出会いを提供していたが、mixiは知らない人同士が接触するのではなく、すでに知っている人と旧交を温め、さらにその知人を通じて新しい知りあいを得ることにより、知らない人同士の出会いによる危険を回避するよう設計されている。
また、独自に開発した日記機能「mixi日記」を搭載。日記を書くだけでなく、他人の日記に対してコメントを入れることもできる。また、RSSフィードに対応しているため、既存のblogや日記をmixi上でそのまま公開できる。
イー・マーキュリーによれば、「mixi」は広告収入モデルのコミュニティサイトで、同社既存のデジタル系求人情報サイト「Find Job!」のユーザー数の拡大と、トラフィックの獲得による安定したサイト運営を目的として開設された。
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