タカラは3月27日、ゲーム開発会社アトラスの株式取得を前提に業務提携の協議を開始すると発表した。4月中旬までを目標に、アトラスの株式372万株(発行済み株式の30.2%)を1株当たり524円で取得し同社を傘下に入れる。これによりタカラはアトラスの筆頭株主となる。
タカラはオリジナルコンテンツの創出という中期経営計画を掲げており、コンテンツを利用したエンターテインメント分野への展開が経営課題となっている。一方アトラスは、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)「真・女神転生」シリーズや「プリクラ」といったコンテンツ/アミューズメント資産を所有している。タカラはこれらを獲得することで、自社資産との相乗効果を狙う。
タカラは今後、アミューズメント事業を手がける子会社タカラアミューズメントの事業統合も視野に入れ、新事業開発、事業展開を進める。
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