フェンリルは3月27日、タブブラウザ「Sleipnir」専用のAtom/RSSリーダプラグイン「Headline-Reader Plugin RC1」を発表した。ソフトウェア技術者の大倉貴之氏が開発したAtom/RSSリーダソフト「Headline-Reader」の主要機能をプラグイン化し、Sleipnir専用の新機能を付加したもの。Sleipnirの公式サイトで公開している。
Headline-Readerは、更新時間によるフィルタリングなど、各種のフィード抽出および検索機能を備える。またBASIC認証に対応し、アクセス制限のあるフィードを取得できる。OPML言語で作成した、フィード提供サイトのリストをインポート、エクスポートすることも可能だ。対応フィードはRSS 0.91、0.92、1.0、2.0と、Atom Syndication Format 0.3、1.0。
今回開発したプラグインでは、Sleipnir本体の設定と独立して、タブの動作を細かに設定できるようにした。またSleipnir本体と連携して、ウェブ上にあるフィードを検索できる機能を追加。特定のフィードに「後で」「ToDo」といったフラグを付けて整理する機能や、フィードが含むキーワードをピックアップ表示する機能も備える。このほかブラウザエンジンとしてInternet ExplorerとGeckoの両方を採用。Unicodeエンコーディングにも完全対応した。
「Sleipnir 2.4 ベータ版」以降で動作する。対応OSはWindows 98、98SE、Me、2000、XP。同ベータ版は、フェンリルのウェブサイト上から取得できる。
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